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一般社団法人を設立するときの注意点

2017年11月27日

一般社団法人は色々な使い方ができます。

公益法人化を目指すなら一般社団法人しか選択肢はありませんが、

営利事業を行うなら株式会社等との選択が生じます。

 

1)一般社団法人は会社ではありません。

一般社団法人は会社(=営利を目的とした法人)ではないので、株式会社⇔合同会社

間のような組織変更はできません。一般社団法人を利用する場合にはまずこの点に注意が必要です。

 

2)こまめな登記が必要

株式会社(非上場)の役員任期は最長10年。合同会社に至っては任期そのものがありません。

一方で一般社団法人は役員任期は2年なので、2年ごとの重任登記が必要になってきます。

税制を無視すれば株式会社、合同会社との3形態の中で一番維持コストがかかります。

 

3)資本金がない

これは設立時には手出しが少なくて済むので利点と言えるでしょう。

しかしいざ運営がスタートすると、資本金で法人の信用を測られることも多々あるので、その際はネックとなります。

 

以上、簡単ですが設立時の注意点をまとめました。

うまく使えば事業を有利に進められることには変わらないので、

最初によく検討して利用しましょう。