どのような事業でも拡大を目指すならどこかで融資というものが頭を覗かせます。
基本的に企業の資金調達は次の3つに絞られます。
・利益を蓄える
・借入をおこなう
・増資をする
一般社団法人では資本金がありませんから3番目の増資をするという選択肢はありません。
上の2つの中で手っ取り早く、多額に資金調達をするとなるとやはり融資を受け、借入をするということになります。
さて金融機関は、組織の別で融資の有利不利は判断しません。一般社団法人でも返済能力さえあると判断されれば充分融資を受けられます。
融資の判断素材の一つに自己資金というものがありますが、資本金に加え基金や代表者借入もこれに相当しますので、一般社団法人の場合でも心配は無用です。(金融機関によっては代表者借入は自己資金とみなさないというところもあるようなので注意が必要です)
皆様、法人の目的、運営方針は様々で、節税を第一念頭に赤字でも構わないとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
しかし見栄えの良い財務諸表にされるとより選択肢が増え、良いかもしれません。
ご参考になりますでしょうか?